2018年10月21日日曜日

昨日はFrank君の車で途中2回ほど休憩して約3時間でノースカロライナ州の海岸の小さな町(人口4,700人)のBeaufort(ボーフォート)に着き、先ずFrank君の娘のJenniferがやっているフラワーショップに寄りました。中古車の販売業をやっている夫のWill君が自分の事務所にするつもりで借りた駐車場付きの小さな建物をJenniferに提供し、利益はでなくてもBreak Even(とんとん)でいいからというつもりでJenniferが生花店を始めたら結構人気が出て、儲けが出ているようでした。生花だけでなく、ドライフラワーや鉢物や青果物なども少し並べていました。












弁護士を引退して同じ町に住んでいるエベレットの家を訪ねて二泊しましたが、Jenniferが家族全員で来てくれ、その後Wilmington市から空手の弟子/友人のユージン・サンチェス君が車を2~3時間運転して来てくれ、私たちと一緒にエベレットの家に一泊しました。







朝、付近を少し散歩してみましたが、FlorenceとMichaelという2つのハリケーンの被害で根こそぎ倒れている(英語ではUprootedと言うようです)大木や、幹が途中で折れている(英語ではSnappedとかBroken Offとか言うようです)大木や、枝が幹から裂けてぶら下がっている木がありました。道路際には伐倒した木の丸太や枝葉がそのまま放置されていて、エベレットによると縦割り行政(連邦政府か州政府か郡か町か個人か)の問題で誰が片づける責任があるかが決着せず、もう何ケ月もこういう状態が続いているとのことでした。日本でも津波やがけ崩れで地域や住宅が崩壊した時にどうやって後片付けをしたり再建したりするかは難しい問題でしょうが、アメリカでもこんな問題で膠着状態にあるというのは可笑しな気がしました。

















エベレットがFort Maconという南北戦争時代の南軍の砦があったところに連れて行ってくれました。北軍がBeaufortの町を攻めて陥落させるには必ずここの水路を通らなければならないという重要地点なのでレンガ造りの砦に砲台を並べて迎え撃つ準備をしていたが、巨大な大砲でレンガを壊されて降伏したという説明がありました。再建された砦の中には兵舎や食料保管庫はありましたが、砲台の数から100人を超える兵士が駐屯していたと想像されるのに、トイレの設備は見当たりませんでした。










夕食は水際にある町では値段が高い高級レストランに行って、Jenniferの家族も加わって、景色を眺めながらディナーを食べました。