2024年2月27日火曜日
「矢切の耕地を未来につなげる会」のメンバー数名と松戸市役所本館ロビーで午後1時15分に待ち合わせをし、アポイントメントが取ってあった1時半に5階の市長秘書室に移動して、本郷谷健次市長宛の「矢切耕地を未来へ遺し、都市農業振興と農地保全のため、松戸市が積極的に動いてください。」と題した申し入れ書を渡してきました。市長は不在でしたので、秘書に申し入れ書の内容につて、各メンバーが簡単に説明をしました。
その後8階の都市計画課(都市計画審議会を所管)に移動し、市長宛の申し入れ書に加えて、都市計画審議会の福川裕一会長宛の「矢切耕地を未来へ遺し、都市農業の振興とSDGs持続可能なまちづくりのため、市街化調整区域の農地を保全する『都市計画マスタープラン・市街化調整区域編』の策定をお願いいたします。」と題した申し入れ書と、「松戸市都市計画審議会の傍聴についてのお願い」と題した申し入れ書を渡してきました。ここでも申し入れ書の内容についてメンバーの代表が説明をしましたが、つい市役所の対応の拙さに対する苦情になってしまい、窓口担当の市役所職員にはちょっと気の毒でした。
その後、5階に戻って記者室で2時からということでアポイントメントが取ってあった記者会見をする予定でしたが、別の事案(何の件かにつては教えてもらえませんでした)に関する緊急記者会見が発生したということで、30分近く待たされました。今日の幹事担当の千葉テレビの記者が一人だけ記者室に戻ってきて、別の事案の記者会見はいつ終わるかわからないからということで、一人だけで私たちの訴えを聞いてくれました。千葉テレビで私たちが訴えた問題について報道する場合は、さらなる取材をしてからになりますと言われて名刺交換をしました。
こういう活動が、矢切の耕地の一部を埋め立てて舗装して商業施設(物流倉庫)を誘致するという計画を止めさせるのにどれだけ効果的かはわかりませんが、できるだけの努力はしなければなりません。
市役所の5階の廊下の壁には琴ノ若関の大関昇任を祝福する大きなポスターが掲示してありました。ポスターにつなぎ目はなかったので、こんな大きなポスターをどうやって印刷するのだろうと不思議な気がしました。松戸の魅力をアピールするポスターもたくさん掲示してありました。8階の都市計画課の廊下の壁には、岸田文雄内閣総理大臣名のSDGs未来都市選定証と熊谷俊人千葉県知事名のちばSDGsパートナー登録証が額に入れて飾ってありました。その下には、そのことを市民にアピールするポスターも掲示してありました。「矢切の耕地を未来につなげる会」のメンバーは、矢切の農地を埋め立てて物流倉庫を誘致したり、プロ野球球団のグランドを誘致するという考えは、SDGs未来都市の政策に反するのではないかと指摘していました。
市役所の正面の小高い丘には小さな小根本神明神社がありますが、河津桜らしいピンク色の濃いサクラの花が満開でした。帰り道のちょっと土が残っている場所にはセイヨウタンポポの花が咲いていて、春を感じさせました。