2024年3月18日月曜日

久し振りに自宅での日常生活に戻りました。運動不足を感じましたので、園芸学部構内を通って矢切の農耕地に出かけ、ゆっくり長時間ウォーキングをしてきました。園芸学部構内のD研究棟横には桜(ソメイヨシノ)の老大木が2本あって、毎年見事な花を咲かせていましたが、ちょっと前に1本が伐採されてしまいました。今日は残っていたもう1本も伐採されていました。ロックガーデン前の小径沿いのスダジイの大枝は大分前に強風で裂けて落下しましたが、いまだにそのまま放置されたままです。大学構内の環境管理ができていない実態を表しています。洗心倶楽部前の芝生広場の縁(ふち)の桜(私には品種名は不明)は満開の花を咲かせていました。旧正門横の斜面林は下草が刈られてきれいになっていましたが、大きな樹木も2本伐採されていました。
小山(こやま)の民家の門前にはイトーヨーカドーの移動スーパー車両「とくし丸」が駐車して、野菜その他の食料品を販売していました。顔見知りの農家の高齢の女性が買い物をしていたので声をかけたら、御主人が入院して、自分も自転車に乗れなくなったので、移動スーパーが来てくれるのはありがたいと言っていました。
上矢切の塚田工務店前の掲示板には新しい作品が展示してありました。民家の庭のツバキの木には白と赤の斑入りの花が咲いていました。矢切の農耕地の間を流れる坂川の堤防にはゴミ袋がたくさん捨ててありました。何故こんなことをするのか、理解に苦しみます。坂川親水広場の横のキャベツ畑には、野鳥による葉の食害を除(よ)けるためにカラスのように見える黒いビニールがたくさん棒に吊るしてありました。この畑は地面に差した棒に空き缶を被せて、風が吹けが音が鳴るようにしていましたが、あまり効果がなかったようです。黒いビニールを吊るしてひらひらさせることが本当に野鳥除けの効果があるかどうか・・。農家にとっては大事なキャベツの葉が食害されないように、藁(わら)にも縋(すが)る思いなのかもしれません。
この時期はモモ、サクラ、ウメの花を見ることができます。本来の開花の順番はウメ、モモ、サクラなのでしょうが、それぞれいろいろな品種があるので一緒に見ることができます。